便乗コラボ 「広島市民球場の思いで」

野球観戦は子供の頃から現在に至るまで

何度か行っているものの

インパクトのある出来事も記憶に無く

たんたんと見て帰ってたような気がします。


ただ　我が事ではありませんが

約３０年前の伯父・伯母夫婦のお話です。

無類のカープファンの伯父

自営業で配達に行くと言っては

コッソリと広島市民球場で観戦する事がしばしば

伯母もそんな事は把握済み

ある日　「今日　球場行っとったじゃろ？」　と聞くと

チョット日焼けした顔で

「行っとりゃ～せんよ～の～　忙しかったのに」

「ふ～ん　じゃがテレビに映っとったよ」

「ほうか　ええがに写っとったか？」

かまを掛けられ　悪びれる事も無くアッサリ自白


だからと言って怒る訳では無い伯母

手のひらで泳がされている伯父のエピソード



同じように自営業の私達夫婦

チョットした悪さも　笑って流せるかな？

出来る夫婦になりたいもんです。


そんな伯父も亡くなって３０年

そしてカープ初優勝の年

優勝を夢見つつ　目前で見る事無く他界した祖父

市民球場最後の年を

どんな思いで見ているんでしょうね。