タップリ朝食でダイエット

炭水化物とタンパク質両方が豊富な朝食をタップリ食べると

渇望感や空腹感が抑えられ　体重減少に有効である事が

米国内分泌学会年次集会（ENDO2008)で発表されました。


朝　目が覚めると身体は食べ物を求めます。

そして食べる量が足らないと脳が別のエネルギー源を求め

非常システムを作動させると言うのです。

そうなった後食事を摂ると体と脳は非常状態のままになっているため

エネルギーを脂肪として蓄えてしまいます。

また

脳内伝達物質　セロトニンは起床後は数値が高く徐々に減少します

セロトニンの数値が高いと　食欲はあまりなく　

減少とともに甘いものが欲しくなります

減少して食べると欲求が満たされた快感を覚え癖になるそうです。



さらに食事内容も　血糖値の上昇が早い炭水化物（糖質）と

消化に時間のかかるタンパク質で腹持ちをよくする事がポイントです。


とは言え　昼も夜もタップリ食べるのは問題ですが・・・



比較調査の結果も出ていたので参考にして下さい。

メタボリックシンドロームがあり　座りがちな生活を送る女性９４名を対象

Ａ群　１２４０kｃａｌ　高炭水化物　高たんぱく　のタップリの朝食

Ｂ群　タップリの朝食だが　低炭水化物　の　１０８５kカロリー

※注　摂取カロリー量は　あくまでも米国人で　日本人ではありません※


８ヶ月後　　Ａ群　平均１８ｋｇ　減少　（体重の２１．３％）

Ｂ群　平均　４ｋｇ　減少　（体重の　４．５％）

さらにＡ群は　空腹感も少なく　炭水化物渇望も少なかった。


以前から「朝食はタップリ食べてもダイエットには影響しない」

とは言われていましたが

この研究結果から、より確証ができたのではないでしょうか